海外赴任や移住する場合の引越し方法とは

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海外への引越

 

引越のなかで現在増えているのが「一人での引越」と「海外への引越」です。
企業の海外移転にともなって「海外への引越」はまだまだ増えそうです。
観光ならともかく、引越となると手続きなどまだわからないのが普通だと思います。
また、生活となるといろいろな不安があると思います。

 

海外への引越にはいくらかかるのか

海外への引越には、船便と空便の2種類しかありません。

 

船便の料金

日本側輸出料金+海外運賃+外国側輸入料金と関税

 

日本側輸出料金

荷物が日本を出るまでには、つぎの様な料金がかかります。

 

内装梱包料
梱包は国内荷物より厳重にしなければならない。
これは素人では難しいので、ほとんどが業者まかせとなっています。
トラックで家から港頭地区の保税上屋まで運びます。
輸出梱包料
船積諸掛料
輸出通関料
などがかかります。

 

 

海上運賃

日本の港から引越先の外国の港までの船の輸送運賃である。
運賃は、ほとんどの場合、重量ではなく容積で決まります。

 

外国側輸入料金と関税
荷物が外国の港についてから引越先の家に着くまでの料金でつぎのようなものがあります。
陸場料
保管料
輸入通関料および税関検査料
引越先へ運ぶトラック運賃
関税

 

 

航空便の料金

日本側輸出料金+航空運賃+外国側輸入料金と関税

 

要するに、船便運賃が「航空運賃」に変っただけです。

 

 

海外への引越でどんな点に注意するべきか

海外への引越とはどういうものなのか、手続き、注意点、できること、できないことなどをまとめておいてください。

 

 

どんな荷物が送れるのか

国内の引越のようになんでもかんでも持って行けるわけではありません。
海外への引越は、立派な輸出であり、海外からの引越は輸入なのです。
また、持っていかないからといって「引越先で買えばいい」というわけにもいきません。

 

 

①送る必要のあるものとないもの
半年や1年の滞在なら、大荷物にしないほうが得策です。
引越先の家の広さ、ベッド、家具が備え付けてあるかどうか調べておく必要があります。
注意すべきことは、電圧の違いで電器製品を使えない国があります。
赤道直下の国への引越には、毛皮のコートなど冬物はいっさい必要がありません。
そのようなことを挙げればきりがないが、引越先の国の事情について、
事前の下調べが大変重要になります。

 

 

②船便で送るときにかかる日数
船便で送るものは、出発直前まで使い、到着後に使いたいものを送るときに利用してください。
船便の場合、引越先の国にもよりますが、基本的には時間がかかることを覚悟する必要があります。
当座の生活に必要ないものを送るときに利用してください。

 

 

日数の目安としては、
◆日本国内、荷物を引き渡してから、輸出通関して積むまで/7~14日
◆航海日数、引越先の国によって異なります。
(アジアなら一週間程度、アメリカなら10~30日程度、アフリカなら50日程度が目安になる)
◆外国側、輸入通関して、荷物を配達するまで/10~14日

 

引越先の国が夏の場合など、冬物が必要になるのは半年先です。
この様なときに、第二便としてあとから送るという方法もあります。

 

 

③送れるものと送れないもの
外国へ引越荷物を送ることは立派な輸出だから、日本から輸出を禁止されているもの、
外国で輸入を禁止されているものが当然あります。

 

日本からの輸出禁止品

麻薬類
文化財と認められた古美術品
ワラ製品(骨など)
動物、植物は検疫が必要

 

外国での輸入禁止品

国によって様々ですが、一例をあげると、
米国、オーストラリアは、肉類が混入されているインスタント食品が輸入禁止
韓国ではカラオケが輸入禁止
マレーシア、シンガポール、タイでは米殻がほとんど輸入禁止
マレーシアでは通信機器(トランシーバー、FM)を持ち込むときは輸入承諾書が必要です。

 

 

④自分で持って行くべきもの
お金、有価証券、預貯金通帳、貴金属、宝石などはしっかり自分で持っていくべきものです。

 

携帯手荷物のサイズ
携帯手荷物のサイズは
ファーストクラスで30kg
エコノミークラスで20kgまでです。
ただし発信国などで例外もあるので確認してください。

 

 

⑤残しておくもの
残しておく荷物の処理は、少量なら友人や親族に預けておくこともできますが、
タンスや大型の冷蔵庫となるとそうもいきません。
そういうときは、専用の倉庫やトランクルームに預けるという方法もあります。
最近では、空調のついたトランクルームがよく利用されています。
保管料の相場はかなり複雑な料金体系で、一律ではありません。
保管する品物の種類、保管日数によって料金にかなり違いがあります。

 

 

 

海外引越の手続き

①業者に申し込む
電話でOKです。
業者選びのポイントはこちら

 

このときに聞かれることは、
名前、住所、電話番号、勤務先
引越先、出発予定日
見積もり希望日、荷物の引越希望日
などがあります。
荷主の準備としては
「送るもの、残すものを決めておく」ことです。
見積もり時に相談すべきこととしては、
送れないもの(輸入禁止品)について
船便か、航空便かについて
ピアノを運ぶときなど、専門業者が必要かどうかについてなどです。

 

 

②引越当日に必要な書類等
梱包明細書
申込書
これらは引越当日、業者が持ってきます。
名前、配達先の住所、、電話番号、到着港名、料金支払い方法、
請求書、搭乗する航空会社名、便名、出国月日などをあらかじめ業者の方で書き込んであるので、
確認してサインします。
トランク、スーツケースなどのスペアキー

 

 

海外引越のときのチェックポイント
業者への申し込みはできるだけ早くだすこと
必要な書類もできるだけ早い時期に確認し、用意すること
送るもの、送らないものリストを作っておくこと
送る必要があるもののなかで輸出禁止品があるかどうか、見積もり時にチェックしてもらうこと
荷物ごとに航空便か船便かチェックしておくこと
残しておくものかを決め、保管してもらうのか、親類などに預けるのか決めておくこと
何社からでも見積もってもらい、最終的な決定は慎重にすること
チェックポイントとして、料金がまちまちであり、できるだけ安いにこしたことはありませんが、
それだけを基準にするのではなく、引越先に営業所があるかもしなくても

「引越先の治安」「子供の教育」などの情報を、丁寧に教えてくれるかどうかも業者選択の基準として大いに考慮すべきである
見積もりはじっくり時間をかけて、どんなに些細なことでも聞くこと